「市民フォーラム in 太宰府・筑紫野」実施報告

市民参加「1300年前のハイウエイを探るー古代官道ロマンー」と銘打った
事業の第二弾、「市民フォーラムin太宰府・筑紫野」を11月11日(水) 13時半より2時間半にわたって筑紫野市生涯学習センターさんあいホールで、開催しました。

「市民フォーラム in 太宰府・筑紫野」実施報告
「市民フォーラム in 太宰府・筑紫野」実施報告「市民フォーラム in 太宰府・筑紫野」実施報告

テーマは、「万葉集と古代官道」。

7世紀から8世紀といえば、万葉集も古代官道も最盛期です。万葉歌人が古代官道の各地で歌っていますので、万葉集を紐解けば当時の古代官道の状況が浮かびあがってきます。

水城では任期を終えて都に帰る大宰師(だざいのそち、大宰府の長官)大伴旅人が、愛しい人と別れを惜しんで

 「ますらをと、思える我や、水茎(みずくき)の、
           水城(みずき)の上に、涙拭(のご)はむ」


と歌っています。水城の西門か東門が送別の場所になっていたことが解ります。

太宰府発見塾長森弘子氏の「万葉人の旅」、太宰府市教育委員会の山村信榮氏の「考古学から見た万葉世界」、筑紫野市教育委員会の小鹿野亮氏の「太宰府あたりの古代官道を見つけよう」、いずれも映像を駆使した興味深いスピーチで、しかも歌と場所がリアルに結びつくという、初めてのコラボレーション。
約百二十名の参加があり大変好評でした。

「市民フォーラム in 太宰府・筑紫野」実施報告
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